ロッテの原点「噛むこと」が「しあわせな未来」のカギに
2026.06.04
ロッテの歩みはガムの製造から始まりました。「噛むこと」はまさにロッテの原点であり、ガムの歴史はそのまま企業としての成長に重なります。板ガムに加えて粒ガムが定番となり、ボトル入りタイプも人気を集めるなど、さまざまな変化を辿ってきましたが、中でも画期的な進化をもたらしたのが1997年、「キシリトール配合ガム」の登場です。むし歯ハイリスク者や母親が妊娠中からキシリトールを摂取することで、むし歯菌(ミュータンス菌)を減少させたり、子どもへのむし歯菌の感染を抑制するといった働きが明らかとなっており、「むし歯のない社会へ」という明確な社会的使命をガムに付加し、さらに日本歯科医師会との連携を通じて新しい市場を生み出しました。それ以外にも、歯につきにくかったり、口臭を抑えたり、眠気を防止したりといった働きをコンセプトにしたガムが加わり、今では多種多様な製品がそろっています。ガムの需要は味や香り、噛みごたえを楽しんだり、リフレッシュしたりするためだけでなく、さまざまなニーズに支えられているのです。
そして今、「噛むこと」は口腔内の健康にとどまらず、全身の健康や生活の質(QOL)向上にも寄与することが明らかになりつつあります。私たちは70年以上におよぶガム製造を通して蓄積した知見をベースに、「噛むこと」を「ウエルネス・ソリューション」へと進化させることを目指しています。
これまで培ってきた「噛むこと」の知見を活かし、オーラルフレイルなどの社会問題の解決とともに事業としても発展させていくことが持続的成長のためには不可欠であり、ロッテだからこそ可能な取り組みだと考えています。また、ガムのグローバル展開を通して、「噛むこと」が「KAMUKOTO」として世界で通用する言葉になっていけば、これほどうれしいことはありません。パーパスで掲げている「しあわせな未来」の実現に向けて、「噛むこと」に取り組み、日本だけでなく、世界のしあわせな未来を、お口からつくっていきたいと思っています。